Osamu

友だちのパパが好きのOsamuのレビュー・感想・評価

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)
3.8
苦笑いをたくさんする映画。
観客に苦笑いを何回させられるか記録に挑戦してるんだと思う。

タイトルどおり友達のお父さんを好きになった女の子と、好きになられた男の話。

ウソにもなっていないウソや、言い訳にもなっていない言い訳で何とかその場をやり過ごそうとする男たち。その振る舞いやセリフが何ともリアルで苦笑いしてしまう。

でも劇中で巻き込まれた人たちには苦笑いではやり過ごせない感情が湧き上がるわけで、観客は苦笑いしながらその感情を味わう。圧倒的に理解不能なものを目の前に差し出された時の狼狽と怒りの昂ぶり。「それ何なの⁈」を味わう映画か。

なあんか不思議な映画でした。
好きか嫌いか、どちらかというと好きかなあというのが、観終わった直後の感想でしたが、2時間後の今は結構好きかも。ジワリと後から来る、クセになるタイプの映画かもしれません。

今日はクリスマスイブだから、イブつながりで『サンローラン』を観るつもりでした(ダジャレです。念のため)。でも時間を間違えて間に合わず、せっかく渋谷まで来たので、時間的にハマるこれを観ることにしたワケです。

クリスマスイブの夜に映画館で映画を観る人ってどんな人たちなんだろう、というのも今日の興味ポイントだったのですが、この映画は見事にオッサンばっかりでした。

娘の友達のような若い女の子といい関係になるための秘訣みたいなものを期待して来てるんじゃないだろうな、と始まる前から苦笑いでした。

この映画、クリスマスイブより大晦日に観ると面白い映画かもしれない、となんとなく思いました。「年忘れ苦笑い大会」みたいな感じで。モヤモヤしながら年を越すのも良いのではないでしょうか。