おばあちゃんっ子のわたしには響まくった作品。
高齢社会でどう生きるかって、まさに日本のような話だったし、家族の在り方を考えさせられました。
家族でいることって時に足枷になるんだなと気づく。自由になる権利は誰にでもあるし誰もが自由になるべきだけど、みんな心配なんだよね。だからといって家族の自由を制限することはできない。でも、「おばあちゃんだから」とか「妻だから」と言ってコミュニケーションが足りないことが一番の問題。これは決してこの作品だけじゃなくて、とても普遍的なことだけど。どんな関係性でも、会話が減って相手のことを知ったつもりになることが一番よくないよね。長年一緒にいると余計にそうなりがち。
制度への批判も含め、キラキラしているだけではない普遍的なフランス社会を垣間見れる作品でした。
今日はおばあちゃんとたくさん話そう。