アリサ

ガールズ・ハウスのアリサのレビュー・感想・評価

ガールズ・ハウス(2015年製作の映画)
3.6
見よこのマスカラ落ち、電話泣きの女。観たくないわけないでしょう。おもしろかった!!んだけど、どうしても昨年度TIFFの『メルボルン』が面白すぎたので霞んでしまった…TIFFのイラン映画は毎年面白いので、期待しすぎた感はある。でも十分面白かった。
イラン映画の凄いなあ、と思うところは、家庭や個人というすごく小さなコミュニティの話ながら、「われわれ、こういう問題があるんですよ~」と描写して、普遍的な社会派メッセージをビンビン伝えてくるところ。日本人だから思ってしまうのかもしれないけど。
『ガールズ・ハウス』は観てきたイラン映画の中でもとりわけ社会性が強かった。女だから、結婚するから、とどうしてもカテゴライズされてしまう女性性が、観ていて痛々しかった。日本人の私にすら通用するこの普遍性、さすがです。