のふのふ

ソークト・イン・ブリーチ カート・コバーン 死の疑惑ののふのふのレビュー・感想・評価

3.0
〝殺人を隠すならジャンキーを殺せ〟

1994年に急逝した人気ロックミュージシャン、カート・コバーンの死の真相に切り込んだドキュメンタリー。1994年4月5日、カリスマ的人気を誇るバンド「ニルヴァーナ」のボーカル兼ギタリスト、カート・コバーンが、ショットガンによる頭部被弾のため死体となって発見された。地元シアトル警察はカートの死を自殺と断定したが、妻コートニー・ラブが事件の数日前に雇った私立探偵トム・グラントは、その後の約20年にわたって独自の捜査を展開し、コートニー側からの妨害を受けながらもある1つの仮説にたどり着く。それは、カートが妻コートニーに殺害されたというショッキングなものだった。映画では、捜査資料や関係者へのインタビュー、事件前後のコートニーの音声や専門家によるカートの遺書の筆跡鑑定など様々な新事実を検証し、未だ謎の多いカートの死の真相を解き明かしていく...。






(自らショットガンで頭を撃ち抜き)27歳でこの世を去ったnirvanaのvoカートコバーン。
〝色褪せて行くならいっそ燃え尽きたほうがいい〟
このニールヤングからの引用遺書の印象が強くて自殺したものだと思ってました






〝カートは自殺なんてしない〟

しかし、本作では自殺ではなく妻のコートニーに殺されたのではないかと疑問を呈します。
何年か前のサマソニでgarbage観たのでコートニーラブ=カッコいいおばさんのイメージでしたが、
今作で出てくるコートニーさんは正直言ってクズ感満載...笑

どんどん出てくる矛盾&怪しい供述と行動。


特に遺書に関しては、
前半から大部分は音楽について(歌詞の様なもの)書かれたもの。
ただ最後の4行だけは明らかに筆跡が異なり書いてある内容も家族のこと等、急に遺書らしくなる。
とか確かに他殺説も、おぉなるほど..となる場面も多かったです







ただインタビューを受けるのは他殺説を疑う人ばかりでちょっと偏りすぎかな..笑
全編すごく平等性には欠ける印象でした!



あとなんか途中「奇跡体験!アンビリーバボー」観てる感がすごかった!笑



以上、「ソークトインブリーチ カートコバーン 死の疑惑」!
劇中カートが歌詞に意味はない、〝みんな深読みしすぎだ〟と語ってる場面があり、正直これも深読みしすぎなのかな〜とか思っちゃったり...笑

なんか全然スッキリしないモヤモヤの残るドキュメンタリーでした...
とりあえず、コートニーラブがクズ人間であること、
当時の調査がずさんだったはわかった!
オススメです!
のふのふ

のふのふ