日本からの独立を目指し祖国の自由を夢見て細々とレジスタンス活動をしている朝鮮組織。
そんな彼等にとって、同じく憎むべき相手は同朋でありながら私欲の為に日本に協力する“売国奴”である。
3,000人もの朝鮮人を虐殺した日本軍人と売国奴である朝鮮人の富豪。
2人を暗殺するべく集められた3人の男女。
その裏に潜む陰謀…
そして、思いもかけない運命。
なぜか日本人役の人まで日本語がたどたどしいのは違和感ありましたが…
この映画で出てくるような、今の日本人である私達が知らされていない残酷な事実があるんでしょうね。
しかし、ここで語られるのは単純な反日という訳ではない。
戦争が生みだす戦争だけに終わることのない悲劇だ。
それをこんなにもドラマティックで壮大な歴史映画に仕上げている。
一つの目的に突き進む熱い友情。
切ない思い。
それなのに、不思議とあざとさなんて全く感じさせない。
これがあるから韓国映画ってすごい。
チョン・ジヒョンの女スナイパー役も良かったが…
私は「ハンサム ピストル」が最高でした。
名前はダサいが、彼の漢気には男ながら惚れますよ〜
歴史物、アクション、友情…
これでもかってほどに盛り沢山な内容をしっかりまとめてくれる。
お腹いっぱいになる傑作でした。
