OneEyedJOKER

スイッチ・オフ/森へ 少女ネルの日記のOneEyedJOKERのレビュー・感想・評価

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何の前情報も入れずの観賞。

てっきりホラーかと思っていたら
肩透かし。

カリフォルニア北部にある都心から離れた森で、主人公は姉と父と共に生活を送っていた。しかし、ある日突然世界中の電力が使えなくなってしまう。

そんな話だったよ。
エレン・ペイジ 出てたのね。

よく観ると、海外版【サバイバルファミリー】のようだが、こちらが本家で どうやら【サバイバルファミリー】がリスペクトしているように思える。

違うのは 本作は話がシリアスなこと。
物語の分岐点の訪れが唐突で強引である。
生活拠点の制約が異なる。

といったところか。

・状況が変わっても家族が大切
・生きる術は見つけられる
・原題が「into the forest」とあるように、人は森に戻る

本作は一体何を伝えたいのか?
毎度ながら、ひねり出すのが難しい。
なぜかと言うと、最後の終わり方がかなり酷いためである。
作品の終着点と訴えたいことはまとめてほしいなといつも思う。

残された姉と妹で後半は進行して行くが
姉の思想や行動が実におかしい。
納得いかない。
自分がいつでも中心なのである。
姉妹の状況と行動が支離滅裂だ。

ラストのガッカリした本作。
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