こんなのよく公開できたなと思う一方で、ドイツにしか作れない映画だなとも思う。
表現はギリギリなもののメッセージはストレート。ヒトラー自身のキャラ造形が物議を醸したようだけど、個人的にそれよりヤバいなと思ったのは、フィクションの合間にガチンコの街頭インタビューを織り交ぜるスタイル (宇多丸さん曰く「サシャ・バロン・コーエン方式」) 。ドイツ人自ら自国向けにこれだけ毒を盛れるのほんとすごい。
あと色々書こうと思ってたことあったけど、宇多丸さんの読んだら「もうこれ読んでもらえばいいよ・・」という気になってきたので以下はこちらを。
https://www.tbsradio.jp/51499
あ、でも「総統閣下がお怒りのようです」のパロディには触れなければ。メガネをプルプルさせながら外した瞬間に一人でニコニコしてました。最高。