大学生のジヘは部屋を整理していて、父と母の手紙と日記が入った箱を見つける。
「父は私が子供の頃に亡くなり、母は現在、外国旅行中。」
ジヘは同じ大学の演劇部を取り仕切るサンミン先輩に想いを寄せるが、友人スギョンにサンミンへの代筆を頼まれ、自らの想いを隠してスギョンとしてのメールを送る。
「彼を見ていると切ない気持ちになる。」
箱の中には、母ジュヒに宛てられた封筒…裏には父テスの名前があった。だが…中から取り出した手紙には父ではないオ・ジュナという名前が記されていた。
「オ・ジュナ、代筆を頼む。」
「誰に?」
「婚約者。」
ジュヒとジュナは幽霊屋敷事件や親からの妨害事件、数々の困難を前にお互いの想いを押し殺そうとするが、より一層強く想いを募らせる事となる…。
「何かあげたいけど、これしかないわ。」
ジヘはスギョンの為にサンミンから離れようとするが、偶然により何度も顔を合わせてしまう。
「傘があるのに…雨に濡れるのは、私だけじゃないのね。」
偶然だと思っていた雨の日の思い出が、偶然ではなかったことを知ったジヘは自分の想いに正直になることを決意する。
2回目だけど、何度観てもいい話。