kazu1961

ラブストーリーのkazu1961のレビュー・感想・評価

ラブストーリー(2003年製作の映画)
3.8
▪️Title : 「ラブストーリー」
Original Title :「The Classic」
▪️First Release Year:2003
▪️JP Release Date :2004/01/24
▪️Production Country: 韓国
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-314 再鑑賞
🕰Running Time:129分
▪️My Review
先ず20年近くぶりにDVDのパッケージを開けてびっくり!!オープニングに流れた「カノン」の音楽が!パッケージがオルゴールになってたんですね。完全に記憶の外でした。。。
当時、韓国映画の女優では『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンと並んで、『私の頭の中の消しゴム』、『四月の雪』と主演したソン・イェジンが大好きでした。ジヒョンはパワフルでキュートな女性イメージで、一方ソン・イェジンは儚げな守ってあげたいイメージの女優でした。
本作『ラブストーリー』は、そんなソン・イェジンが二役を演じる母と子2代の恋の物語。思わずキュンとしてしまう恋の芽生え、胸が張り裂けそうな切ない別れ。。。当時この映画に涙し、そしてその恋の奇跡に感動した記憶があります。また、ベトナム戦争が生んだ悲劇を折り込み、一段と深い作品へと展開していくこの作品。「ただのラブストーリにはしないぞ」というクァク・ジェヨン監督の意志も伝わってきます。
そのキャストは『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督。好きな人になかなか思いを打ち明けられない奥手な女子大生を演じるのはソン・イェジン。母と娘の二役を見事に演じきり、第40回大鐘賞(韓国アカデミー賞)を受賞。過去と現在、そして母娘二世代に渡って熟成される恋の奇跡を見事に演じました。
物語は。。。
同じ大学に通うジヘ(ソン・イェジン)とスギョン(イ・サンイン)の好きな人は、演劇部の先輩であるサンミン(チョ・インソン)。しかし大げさなスギョンは、友達ジヘにサンミンに伝えるラブレターの代筆を頼むようになって、ジヘは仕方なくスギョンの名前で自分の心をサンミンに告白します。ジヘは自分が書いたラブレターでスギョンとサンミンが結ばれるのを見守って切なく思いますが、偶然にもサンミンとしきりに出くわすようになります。そんなある日、ジヘは屋根裏部屋で偶然に自分のお母さんのチュヒ(ソン・イェジン-一人二役)の秘密箱を見つけて、自分の愛とあまりにも似ているお母さんのクラシックな愛を知るのですが。。。
そして、ラストでは娘二世代に渡る恋の奇跡に引き込まれます!!

▪️Overview
偶然により導かれた母の初恋の記憶を軸に、過去(1968年)と現在(2003年)、そして母と娘の二世代を結ぶ愛の奇跡を独特のタッチで描く純愛物語。監督は、「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン。主演はソン・イェジン。共演にチョ・スンウとチョ・インソン。(参考:映画.com)
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