青春ボーイミーツガールものにパンクと異星人をぶち込んだ不思議な映画だった。
登場する地球人はほぼ全員がパンクだし、ヒト型異星人はカルト集団か？ なヘンテコさ。
こちとら地方…というより保守的など田舎だから、エンドロール後の観客席はみんなポカーンとしていたよ（笑）
さて、パンクに憧れつつ自転車に3人乗りしちゃう主人公と友人たちのダサかわいさ、ボーイミーツガールもののお約束でいいなあ、好き！異星人のエル・ファニングはキラキラしていて可愛かった！
好きな場面はぎこちないイチャイチャと、即興パンクライヴ。
カルトムービーだな〜、楽しい〜、とゆるいノリで観ていたら最後の最後で泣かされた、そのラストは反則だよ！
設定がいろいろぶっ飛んでいたから、もとになっているニール・ゲイマンの短編小説がどんな風なのか気になるぞ。（ニール・ゲイマンは同じく原作手掛けている映画『スターダスト』が大好き！）
そしてエンドロールで最もビックリしたのは、衣装担当が『恋におちたシェイクスピア』『ヴィクトリア女王 世紀の愛』等でアカデミー賞衣装デザイン賞受賞、ディズニー実写版『シンデレラ』の煌びやかなドレスも手がけているサンディ・パウエル！ だったこと。
パンクな衣装はカッコ良く可愛かったけど、異星人の衣装とヴィジュアルはあれでいいの…？w
ますます原作設定が気になるぞ。
