ダムドの軽快なオープニング。
70年代、バンクムーブメントの最中のロンドンを舞台にしたSF青春コメディ。
ライブの打ち上げに行くつもりが、謎のパーティーに侵入することになる心優しき少年パンクス3人組。
その中の1人、エンは宇宙から来た不思議ちゃんザン(エル・ファニング)に出逢い互いに惹かれ合う。
種族のマニフェスト従うことに疑問を感じるザンの心にはエンの影響でパンクスピリットが芽生える。
彼女達に残された48時間行動を共にする2人の行方…
オレンジや水色に淡く光るライブハウスや街並が印象的。
限られた時間を自由に過ごそうとする2人に好感を持つ。
うろつくユニオンジャックやカラフルなエナメルの異端なファッションの異星人達のいる風景も良い。
若者の頼れるアネゴ的存在のニコール・キッドマンの設定、逸話も笑える。
ライブバンド"ディスコーズ"や覚醒する2人、ザンの寝顔をバックに流れるオリジナルの楽曲、エンドロールでの曲などサウンドも好みだった。
