キミシマユウキ

パーティで女の子に話しかけるにはのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

3.7
70年代後半のロンドン、パンクロックを愛する高校生のエンはある日不思議な雰囲気を持つ女の子ザンとパーティで出会うが…

『ヘドウィグ&アングリー㌅』の
!!ジョンキャメロンミッチェル!!
監督による奇想天外なボーイ・ミーツ・ガール青春映画。
ヒロインは皆大好き天真爛漫から妖艶さまで醸し出す
!!エル・ファニング!!
エルタンが好きなので鑑賞。


「私にパンクロックを教えて?」


そんなことをこんな美女に言われたら…丁度高校時代にパンクロックにハマっていた身としてはたまらない感覚に陥りましたとさ。
てっきりロックンロールな青春映画かと思いきや、開始前半で
「え!?えぇぇぇえええ!?」
という展開になり、まさかの
ロック✖️〇〇〇
という組み合わせに笑った。
それでもロックンロールが世界を救う事には間違いないのである。
全ての障壁を乗り越えることが出来る無限大の力が愛であり、ロックなのだ。陳腐だけど忘れてはいけないメッセージ。
監督がヘドウィグなだけあって音楽のセンスがキレッキレで映像もドラッキーな感じが良い。
絶対作りながらヤクキメてるでしょこれは(笑)

ヒロインのエルファニングが最高
人間離れした美しさとは前から思っていたが、この役は最高。
“普通の方々”とは違う習慣の数々に笑わせてくれる。あと腋舐めたい僕も。
主人公の童貞くさい男の子も良かったです。
あともしやと思ったが、ケバいバンドマネージャーである女の役がニコール・キッドマン!凄い!

〇〇〇という設定を受け入れることが出来ればかなり楽しめる不思議な作品。
〇〇〇てネタバレにしなくていいのかな?みんな書いちゃってるけど、、
個人的には知らないで面食らってから、主人公と同じ目線に立って真意を確かめつつ鑑賞するのが面白いと思いやす。

パンクロック好き、UKロック好き、そしてエルファニングたんの腋をペロペロしたい方にはオススメの作品。