「パ、パーティーの話ではない…!」
ポスターとかジャケ写でそういうキラキラしたラブストーリーだと思いこんでたから完全に裏切られた。何の話だったのかは最後までよくわからなかったけれど愛の形の話ではあったのかもしれない。
エル・ファニングがいなかったら最後まで見れなかった。エル・ファニングによるパンク歌唱シーンはとっても素敵だった。
キューブリックっぽい感じとホドロフスキーっぽい感じがところどころにあったような気がする。面白いというよりかは全体の作り、ルックス的な部分で楽しむ映画だったのかな。
パンクの世界も確かに閉じた世界というか髪色を変えたり穴を開けたり意味のわからない用語を使ったりみたいなものがあって、そういうのの対比的な形でエル・ファニングたちが生きるカルト世界には子を食べる儀式とか結合とかがあったのかな。2つの世界は似て非なるものではあるもののバイヴスはおんなじであるという事だったのかも。
二人だけの世界みたいなものが広がるシーンはすごく素敵で流れも良くて、特にトマトを両側からかじるシーンが最高だった。
エル・ファニング普通の恋愛映画に出てくださいお願いします。