toshi

パーティで女の子に話しかけるにはのtoshiのレビュー・感想・評価

4.1
可愛らしいパンクとファンタジーの融合。何か良く分からない世界観。でもコレ嫌いじゃぁありません。

年末にWOWOWにて録画していた今作。平日はお仕事だし休日は年末年始含めて先週行った年1Liveの個人&スタジオ練習の日々で鑑賞する時間がなく要約本日観る事が出来ました。
年1Liveを始めて今回で8年目。私が立ち上げメンバーを募り、練習から当日の調整まで全ての運営もやってきました。毎回足を運んでくれて盛り上げてくれるご来場の皆様には感謝の限りで、でも個人的には構成とかマンネリ化している感も否めず、且つメンバーのご都合とかもあり先週のLiveで一旦終了としました。
1年かけてのLiveですから毎年終了直後からしばらく続く脱力感はハンパないのですが、今回は8年続けたことを終了という事もあり、ここ1週間目標がなくなった事に何か燃え尽きた感じで、かなり大きな隙間が心の中に生まれてしまったみたいです。これからは好きな映画も沢山観れる!とワクワクしていた気持ちはどこえやら・・・。それよりも自分が生きていく中では音楽の趣味って大事なんだなと改めて思い知らされた感じです。やっぱり音楽やっていないと気持ちが前向きになれない自分が居る事に気付きました。
そんな中再び気持ちを奮い立たせようと鑑賞したのが今作です。

1970年代、内気だけどパンクな少年エン。ある日不思議な異星人集団と出会い、その中に居たとても魅力的な少女ザンに恋をしてしまいます。ザンは集団の中でも反抗的態度が多くエンに地球に居られる48時間以内にパンクを教えて欲しいと集団から抜け出します。エンはザンにパンクとは何かを教える一方で集団がカルト的なものであると思いこみザンを集団から連れ出そうとするのですが・・・。

兎に角不思議な世界観でした。クライマックス的シーンがあまりにも独特でそれがちょっとダルく感じてはしまいましたが、でも大ラスはほんのり感動させられる内容で良かったと思います。

抜け殻みたいになってしまった私に今作冒頭に流れるダムドのNeat Neat Neatは再び私に活力を与えてくれる程インパクトありました。やっぱりこの曲は名曲です。
そしてニコール・キッドマン。この方はふり幅の広い女優さんですね。今作では見事にパンクでした。
因みに感動のラストで現れたエン。何かポール・マッカートニーみたいでしたw

すっかりとまでは行きませんが、それでもそれなりの元気をいただけた今作でした。
次はどんな音楽をどんなLiveをどんな仲間とやるか・・・。しばらくしたら8年前の様にまた一人でそしてゼロから始動したいと思います。
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