内気なパンク少年がある夜、紛れ込んだ不思議なパーティで出会った宇宙人の女の子に恋をするSFロマンティックコメディ。
ニール・ゲイルマンの短編小説を『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のジョン・キャメロン・ミッチェルが製作・脚本・監督兼任で製作した作品。
すごくシュールな青春映画でした。
宇宙人というよりか、ほんとにただのカルト集団にしか見えなかった。
ちょっと世界観についていけなかったけど、パンクを歌い、シャウトし、ゲロを吐くエル・ファニングが新鮮だった。
パンクなニコール・キッドマンも良かったです。この人がコメディ映画でこんな弾けた役を演じるのは観たことないかもしれない。あの突然のティータイムは謎。
“自分は 彼女の前では世間知らずのクズだと思え”
“自分は自分 彼女は彼女だ”
思春期に男の子が求める自由と、無垢な宇宙人の女の子が求めた自由。
あの年頃のウブな男子にとっての女子なんて宇宙人並みに謎めいた、よく分からない生き物なのです。