ちくわ

パーティで女の子に話しかけるにはのちくわのレビュー・感想・評価

4.8
これまで生きている間はっきりした答えが出なかった「パンクロックとは何か」という問いの答えが、この映画を観てあっさりと出てしまった感がある。
主演のキッズたちは童貞・頭でっかち・上っ面だけという情けない若者だけど、パンクは彼らを拒まないし、なんならパンクは宇宙人だって受け入れてしまう。そもそもパンクは楽器が上手でなくてもやれてしまう敷居の低いジャンルだし、何かに抗いたい気持ちさえあれば誰だってパンクだと言い張ることができる。パンクロックとは「寛容」そのものなんだと思う。
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