えな

パーティで女の子に話しかけるにはのえなのレビュー・感想・評価

4.4
ニールゲイマン原作なんだ。いまこのページを見て知った・・・なるほど。それを先に知ってたらもっと、序盤でこの映画の観かたに気づけたかも。これはタイトルやポスターに釣られて観るとやや難解な気もする。作風に気づけるまで時間がかかった。気づけてからは面白かったし、ラストもしっかり描かれてるのですっきり終われる。宇宙人たちをアメリカ人と言ってて、そのアメリカ人がイギリスでパンクロックを学ぶって面白すぎる。唐突に歌い出す2人、パンクで妊娠、子孫繁栄w見終えてまたすぐ2回目を観た。エルファニングいつまで少女なの!?10年くらいずっと少女のままでバンパイアみたい。「どんな種族も若者を食う」ちょこちょこ皮肉がきいたセリフが深い。パンクのおばさんがニコールキッドマンだと後半やっと気づいた。ヘンリー(エン)の純粋な童貞らしさや腐れ縁っぽい友達、宇宙人1人1人も個性豊かで、わりとゆるいところも良い、甘酸っぱいひと夏(夏かは謎)の恋の要素と無理矢理なSF要素、魅せる奇怪なシーンも多くてとてもすきな一作。
えな

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