三池監督作品です！と割り切れれば良かったんだけど。
原作は沙村広明先生なんだね。短編しか読んだことないけど、強引で不快でエロティックながら、のめり込む魅力がある漫画を描く人と思う。
他の時代劇のように、何人斬っても元気な主人公じゃなく、そこここで疲れてダラついた戦闘になる。そもそも戦闘もクドい。
戦闘シーンが妙に現実的なのに対し、キャラ造形や台詞がファンタジーなのでギャップを感じた。
キムタクはそもそも好きじゃなかったし、今回の演技も「うん、キムタク」って感じだった。ほかの俳優陣はそれぞれの力量の差がボコボコでまとまりが無く。
良かった点はハンサムな若い男とかっこいい女の太ももを見れるところ。
同監督のスキヤキウエスタン ジャンゴと同じ匂いがした。どちらもイケメンと一部のハイレベルな演技で成り立ってる感じがした。
(おまけ 海老蔵は回天の映画以来に見たけど、前の時より演技マシだった。)
