このレビューはネタバレを含みます
この監督、皆殺し好きだね。
花ちゃんがかわいい。
キムタクは相変わらずキムタクだが、このキャラには合ってる。しかし、キムタクが弱すぎることに驚いた。構えてるときに腰が引けてるし、オドオドし過ぎ。各剣客に圧倒され致命傷を負うが、不死身の為、肉を切らせて骨を断つ展開ばかり。そのクセ雑魚に囲まれると暴れ回る。虫を入れられたとき、切れた手はくっ付いたのに、顔や体の傷が残っているのが謎。その後切られた傷は残っていないと思われる。
今時、時代アクションで全員が刀で戦うなんてアリなのか。戸田恵梨香など一部違うのも出てたけど、90パーセント以上刀。戦で刀が主力だったことは無く、あくまでもサブウェポン。弓か槍が基本。槍はキムタクが1回使ってたが、それ以外登場していないし、弓も1回遠くから射たれただけ。何故か終盤に鉄砲が出て来たのには興醒め。最初に使うやつ。
福士蒼汰が珍しく悪役だと思いきや、最後に共闘して美味しいとこ持ってくパターンかと思いきや、最後に仇を取られてた。わざわざ重い斧を集団戦で振り回す姿から剣豪をイメージ出来ない。
すぐに傷を負う展開が多い為、ダラダラ戦うシーンが多い。フラフラして足も引きずってるのに、敵をバタバタ切って行く流れに説得力が無い。第１、死なない設定なのだから緊迫感など皆無。
比較的マシなアクションに、比較的マシなストーリー。各キャラが立っているが、どいつも描写が薄い。キャラの行動に理由が見えない。
やはりセリフ回しがワザとらしい部分がある。
