ジョン・F・ドノヴァンの死と生のfontaineのレビュー・感想・評価

文通という手段で
スター俳優の孤独と子役少年の孤独を結ぶ話し。

美しいスタージョンとシングルマザーと共に暮らす子役少年ルパートの交流と、それぞれの現実が二階建てで描かれている。
どちらも環境、心情ともに丁寧に描いてあるので痛みがリアルに伝わってくる。
ルパートやお母さんの優しさで助けられるが、なかなか重い内容。
でも、とてもいい作品だと思う。
グザヴィエ・ドラン天才やな…。