みうさん

ジョン・F・ドノヴァンの死と生のみうさんのレビュー・感想・評価

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ドランが繰り返し繰り返しこの題材をあーでもないこーでもないとこねくり回して世に出すのにはなんらかの彼の偏執的な思いがあるのだろうし、そこを酷評するのはどうかなって気もする。込み込みで作家性っていうやつなんじゃないだろうか…知らんけど。たかが〜と近いボケや明暗の美しい映像と、豪華な出演陣、ざっくり3方向からの話が絡み合う話で、言うほど悪くはないとは思った。美しく悲しいし。ただこんだけ豪華なキャストで…という気もしなくもない。シーンごとのレベルの高さとかすごいけど、全体としてどうかってことですよね、ええ。そうそう、英語なんだよね。クレイシ先生がとてもよかった。そして、トレイラーで流れたThe Verveは流れます!トレイラー音楽詐欺ではなかった…しかし、全体的にはThe VerveというよりはSAM41だし、Lifehouseでした。ところで、なんでフラ語タイトルは直球(my life with john f donovanでしょう?)なのに、英題だと生と死になるのかなー?あと、タイトルの書き文字、君の名前と同じ人なのか、違うのか知りたかったけど、エンドロールで見はぐった。あと、なんで緑の字じゃないのか(黄緑)も気になる…。
字幕翻訳/松浦美奈
最近、えっ、松浦さん?ていう字幕がたまにあるんだけど、今日もmanage→マネージってなってて、ええってなりました。
2020/03/13
新宿ピカデリー スクリーン6 H列
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