PSYCHE

ジョン・F・ドノヴァンの死と生のPSYCHEのレビュー・感想・評価

4.0
好き。
全然飽きなかった。
ずーっと集中してみれた。
つまりなんもかんも好みだった。
前知識入れず、可愛い男の子とハンサムな俳優が手紙のやり取りをしてハンサムは死ぬのではないかというポスターのみで観に行きました。
このサイトで気になるわーとポチポチしていた作品が同じ監督作品だと知り、初グザヴィエドラン監督作品を観に行く。
(他も少しずつ見ていきたい)
でも低評価なんだよね〜。
手紙であんだけの事がわかる訳ないって事?
あれは手紙だけでわかる事じゃなくってーその時のジョンを現してると思って観てた。自然に。

私は外人の顔の見分けがつかない人なんで、見終わった後にルパートくんがあのルームのジェイコブくんだと知る。やっぱり天才だしめちゃくちゃハンサム。このままスクスクとイケメンで育ってほしい。
そして案の定、最初ルパートの大人と子供も同一人物だとわからず…もう少し似たイケメンいなかったのか、髪の色一緒じゃなくない?彼はあちらではイケメンなのか。新進気鋭の俳優じゃなくネタを売りに来た人かと思ってたよ。
虚構の世界に住む人達ってプライベートは別ってどの国でも考えられないんだね。
ジョンの目がね、本当にいいの。憂いと悲しみと喜びがね、目でわかるの。もうねとにかく観て!って感じ。
性的マイノリティって言っていいのかな(勉強不足でごめんなさい)
最近そういう人を描いた映画ばっかり見てる。偶然なんだけど、哀しみや不条理や自分ではどうしようもない事を描いた映画に今、惹かれているんだろうか。 
ジョンのママはジョンが死を選ぶのをわかっていた芝居が良かったって書いてる人がいて私はそんな風に観てなくて、
ドランが母と息子がテーマの映画を世に出してるって読んで、他もみたらあの時のジョンのママの気持ちがわかるのかなと思った。
後ね最後も好き。
救いのない世界に自由の一欠片があって。いろんなオマージュとかあるらしいけれど私は全然知らなくて、それでも好きだ。
PSYCHE

PSYCHE