ゆずきよ

ハンガー・ゲームのゆずきよのレビュー・感想・評価

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)
3.7
前情報無しで鑑賞。
ここのところ重めのテーマだったり、観た後の気持ちが上がる訳じゃ無い映画が続いていたので、スカッとするアクションが観たかったんです。
名前とポスターの感じから選択。
物語の導入部分で、あれ?これ激重じゃん…となり、思っていたのとは違ったがそのまま観続ける。

地区代表云々の辺りの世界観が少しわかりにくかったが、基本的には代表戦のバトルロワイヤル×エンターテイメントショー的な感じ。
前半のゲームに入るまでが長いのに、主要人物以外のバックボーンが無く感情移入があまり出来ない。
ゲームが始まってからのサバイバル要素、頭脳戦有りのアクションシーンは圧巻で、緊張感も有り流石のクオリティ。
後半になるにつれおやおや?となり出す所もありつつ、まぁ落とし所としてはそうなるよね。って感じ。
故郷に残した恋人は何を思っていたのだろうか。
ラストシーンの不穏な空気感は、物語を一作でまとめながらの次回への引きとしては完璧なんじゃ無いでしょうか。
運営側のテクノロジーがあまりにも凄いので、これ採算取れてんの?と少し気になります。
何はともあれスカッとする映画とは言い難かったですが、面白かったです。
シリーズらしいので次作も観てみます。
ゆずきよ

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