February 25th
Gary Ross監督作品。
Jennifer Lawrence主演作品。
シリーズ作品としてはかなり力の入った作品。俳優陣は、まだあまり名のしれていない人も多いが、製作陣がすごいメンバーが揃ってる。それは作品を見ていてもわかるが、かなり気合の入った作品だなと思った。
カット数もかなり多いし、難しい撮影を多く使っているような印象。Behind the Scenesみてみたらびっくり、めちゃめちゃアナログなことしてるじゃん！がちで森の中で爆発させたり、人力でドリーを高速で引っ張ったり、ちょっと危なっかしいぐらい。でもこの時代にここまですることで、VFXなんかをできるだけごまかせるようにしている。
いまはデジタル時代で、なんでもグリーンスクリーンバックでVFXで作り上げることが当たり前になってきてしまっているが、そうすると、すごいものを作ろうと、想像を超えた範疇で舞台が出来上がってしまい、フィクション感が出過ぎてしまう。この映画の面白いなと思ったところは、フィクションでとてもファンタジー要素は強いながらも、どこかリアルな感じでワクワクできる。現実世界で実際に撮影されているからできることだと思う。この感覚はハリーポッターシリーズの初期の作品を以ても同じである。ファンタジーだが視聴者が入り込めるような現実的な要素も盛り込むことができれば、ストーリーは置いといても、シーンだけでも楽しむことができるんじゃないかなと思う。
そこに、製作陣の経験と技術、工夫が入っているんですね。
プロダクションもポストもよく二時間半楽しむことができました。次回作を見るのが楽しみです。
