ひでやん

ハンガー・ゲームのひでやんのレビュー・感想・評価

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)
2.9
近未来、巨大独裁国家パネムは、都市のキャピトルと12の隷属地区で構成されていた。
年に一度、国民を完全服従させるための見せしめイベント、ハンガー・ゲームが開催されていた。

全12地区それぞれの12歳から18歳の若者の中から、男女1人ずつの合計24人をプレイヤーとして選出し、最後の1人になるまで戦わせるサバイバルゲームである。

プレイヤーの選出、列車移動、
訓練、スポンサーへのアピールタイム、
パレード、インタビューと、
とにかくゲームまでが長い。
まだ始まんないのか…と気持ちがダレた。

やっとゲームが始まったかと思うと、
カットニス視点で展開され、他のプレイヤーたちの殺し合い場面が皆無。

プレイヤーの死は大砲で知らせ、次々と人数が減っていくが、木登りするカットニス視点が続く。

ハチ攻撃は良かったが、視点の切り替えで全体が観たかった。

戦うエリアはここだけ!
ここから出たら失格で射殺、というルールだけ決めて、戦う全体の場面を映せば面白くなった。

残念だったのは、「外野」
24人の生き残りゲームに外野が関与すれば、不粋で邪魔なだけだった。
ルール変更されたら冷めるし、外野のさじ加減でどうにでもなるゲームに思えた。

バトル・ロワイヤルの方が断然面白い。
ひでやん

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