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ハンガー・ゲームのbibliophageのレビュー・感想・評価

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)
4.2
BR法「人生はゲームです。この国はだめになってしまいました。そこで今日はみなさんに、ちょと殺し合いをしてもらいます。」

恐れ、恐怖を盾に権力を維持しようとする。閉鎖された空間に閉じ込められた人々が、殺し合い、最後の1人を選ぶ。その過程を公開することで国家を維持する。バトルロワイアル以前にこのシステムがあったのでしょうか?無かったならBR法は凄い功績です。

ハンガーゲームも同じです。近未来、独裁国家パネム、反乱の抑止を目的にキャピトルを囲む12の各地区から、12歳から18歳までの男女1名ずつが選出され、男女24人が殺し合う殺人サバイバル「ハンガー・ゲーム」が行われます。

何度目かの視聴です。前半、わりときっちりと勝つための作戦が描かれています。いかに耳目を集めることでスポンサーを得、ゲームに得な条件を揃えていくか。もしかすると、後半のバトルよりもおもしろいかもしれません。後半、勝利の条件をころころ変える、っていうのも、主催する側が競技のルールを変える、今でもありえるので、あまり気になりませんでした。オリンピック自体、争いの代わりであるとも聞いたことがあります。

美しい、そしてかっこいいジェニファー・ローレンスを見る、もちろんそれでも構わないのですが…
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