"ガール・オン・ファイア"
『メイズ・ランナー』や『トワイライト』などと一緒でティーン向けの映画だからたいした内容じゃないと思ってずっと敬遠していた作品。
結論から言うと、まぁ当たらずも遠からずといった感じ(笑)。
深作監督の『バトル・ロワイヤル』みたいな感じなのかと思ってたんですが、結構ストーリー重視な作品でした。
シリーズの第1作目ということもあってか、全体的に世界観の説明やキャラクター描写に時間を割いている感じでした。なので肝心のバトルロイヤルに入るまでが結構長い。この前半の部分を丁寧な描写だと捉えるか、助長だと捉えるかで作品の評価は変わりそう。
後半になり、いよいよバトルロイヤルがスタートするのですが、期待していたほどのものではなくちょっと残念。とりあえずアクション・シーンはかなり微妙。
あと、途中で主催者側の都合でルールがコロコロ変更になるところがあるのですが、これはやっちゃダメでしょ。正直萎える。
自分が思ってた感じの作品ではなかったのですが、主人公カットニスに感情移入できればすごく楽しめると思いました。
脇役のウッディ・ハレルソンやエリザベス・バンクス、レニー・クラヴィッツは個性的で良かったですね。
そうそう、あとどっかで見たことあるなと思っていたら、『ザ・ボーイズ』の主人公を演じているジャック・クエイドがちょい役で出演してました。
ちょうど今配信中の「ザ・ボーイズ』シーズン2を見ていたら、今作のメタ台詞みたいのがあってちょっとテンション上がった！
