フィックスのショットの中に走る、殴るといったプリミィディブに躍動するアクションが炸裂し、波の音や車の騒音などの絶え間なく画面に交響する環境音と共に不器用な少年たちの剥き出しの素肌を、美しいロングショ…
>>続きを読むビリヤード,トイレイタズラ,白米一膳かき込み,映画館侵入タダ観,顔面デッドボール,チクり,喧嘩,瓦礫投げ当たり,造船所,バイク,浜辺,ヌードル,波打ち際踊り,黒ニワトリ追い回し,鍋,包丁投げ足かすり…
>>続きを読む侯孝賢が世界的なスターダムにのし上がる嚆矢となった作品。後続の「童年往時」や「冬冬の夏休み」などに比べると、とても荒削りな作風で、テーマも“ありのまま”という感覚を抱く。まさしく自伝的作品という言葉…
>>続きを読むこんなふうに荷物もなく身体ひとつで走り回れたらいい。シンプルに、暑そーとか景色きれーとか、感覚が刺激されて、最近は台詞ばかりに意識が行って映画全体を楽しめてないという気づきもあった。
映画という短…
侯孝賢監督作品。面白かったです。最初の風櫃の映像が瑞々しくて侯孝賢監督が撮る田舎の風景はどこか懐かしさを感じるので大好きです。高雄の映画館と騙された廃墟ビルから見える景色がとても印象的で本当に映画館…
>>続きを読むホウ・シャオシェン監督作。
風櫃に住む青年たちの恋や日常を描いた青春映画。
ジャンルとしては青春映画だが、青年たちは決して青春時代を謳歌していない。将来の展望も見えず刹那的な行動を取り続けてしまう…
◎ 鑑賞しながら思わず自分の思い出まで振り返ってしまうような青春映画。フンクイ、高雄(カオシュン)、基隆(キールン)、台北(タイペイ)と台湾の様々な地名が会話の中で出てきてなんだか楽しい。ドア枠を使…
>>続きを読むホウ・シャオシェンの自伝的4部作の最初の作品にして台湾ニューシネマの幕開けを告げるこの映画は青春時代の憧れが苦々しくも破天荒に描写された傑作。何をするにも一定の能力が求められる社会の窮屈さ、漠然とし…
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