【宇宙人とのコンタクトという設定は古典的】
世界各地に飛来した謎の物体。どうやら宇宙人の乗った宇宙船らしいのだが、彼らの目的が分からない。
アメリカに飛来した宇宙船について、言語学者ルイーズ（エイミー・アダムス）は宇宙人の言語を解読して欲しいと依頼される。彼女は宇宙人とコンタクトをとり、彼らの言語を理解すべく努力する・・・
宇宙人の目的を知ることに、ヒロインの私的な過去が絡んでくる。
あまり突きつめた筋書きではなく、SF的なムードだとか、映像イメージ＋タイムパラドクスによって漠然とした結末にとどまっている感じもするけれど、2時間それなりに楽しめる映画だ。
設定は古典的だけど、あまりメリハリをはっきりさせないのが、現代的なのかな。
中国の軍拡といった今どきの問題も盛り込まれている。
