【ネタバレなし】
居ても立ってもいられないというか目が覚めてしまい、公開日朝一で映画館に駆け込みました！
21世紀版『未知との遭遇』という感じですが、自分はジーン・ロッテンベリーが自ら作っていた頃の、異生物交流の描写が多かったスタートレック初期TVシリーズを思い出しました。
考え方も価値観も生き物としての造形も、文明も物理的法則も、何もかもが違う知的生命体同士がいかにしてコミュニュケーションをとるか…という。
そしてその行為が自らの人生や内面に深く関わってくる。
ただ、この映画でメインとなるバンクス博士（エイミー・アダムス）の方の謎解きのオチが、自分はカタルシス少なめでむしろ同時に混乱しました。
先日観た『ムーンライト』と同じく極力セリフ（言葉）で説明しない技法、作り方としては好きなんですが、更に謎解きのための”仕掛け”が絡み合う…
帰宅して仮眠せずにはいられないくらい、かなり疲れました。
ネットで自分の混乱を確認するも、いまひとつスッキリせず…
輪郭はハッキリしないけど、おぼろげなシルエットが見える…
まさに霧の向こうに浮かんでいる彼らと同じ（笑）…という感じです。
それでも、スクリーンに映し出される映像の迫力で「SF映画を観た！」という満足感に充分浸れました。
平原に現れる巨大物体と音の迫力で映画鑑賞料金の元は取った感じでした。
音楽が面白そうだったので、ヨハン・ヨハンソン（Jóhann Jóhannsson）のサントラを注文しました。
以下コメント欄に【ネタバレ】をちょいと。
