金柑

メッセージの金柑のネタバレレビュー・内容・結末

メッセージ(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

な…るほどなー…!なるほどなー…!!
なるほどこれは何言ってもネタバレになるわけだ…
こ、これがえすえふかーー……

思いの外、観終わった後はずっしりと重く残りました。
観ている観客を包む空気がハラハラしたり緊張したり、というのが如実に伝わって面白かった。
まさしく未知のものに対してみんなが集中している感覚が。

時間軸が移動する話はちょくちょく見るけどこれは判明した時にほんと、なるほどなーーー…と。
分かる人は途中から気づくのかもしれないけど、私はだいぶ進むまで分からなかった
強いて言えばイアンとルイーズがくっつきそうな空気が途中から滲んでたのでおや?と思ってはいた。
ジェレミー・レナーが好きです

誰か中国語分かる人頼む
あと「アボットとコステロ」、アメリカで超ポピュラー(だった)なコメディアンってことは調べて分かったんだけど、ありゃ日本人には通じぬよな…私が無知なだけですかね…
対話をするあの空間は、直島の家プロジェクトの「南寺」を思い出しました。真っ暗な空間に白い窓。

私の中で「ルイーズは実は未来が見える人だった!」というファンタジック設定を受け入れることで納得してしまったんだけど、思い返すといやその納得でいいのか…?っていう。
彼らがくれた時間に対する考え?技術?によって未来が見えるようになったってことなのかな。
その辺いまいち分からないまま終わってしまった。
まあそれで辻褄は合わなくはないんだけど。


音楽、OP/ED曲がマックス・リヒターで更になるほどなー!!!でした。
ヨハン・ヨハンソンのwikiを見たら彼と並んでポストクラシカルの代表的アーティストだそうで。繋がる繋がる。
金柑

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