jawをつかんで

メッセージのjawをつかんでのレビュー・感想・評価

メッセージ(2016年製作の映画)
3.5
2017.5.24鑑賞 TOHOシネマズ流山おおたかの森

テッド・チャンの短編SF小説がまさかの映画化。原作、読んでません。次に差し込んででも読みましょう。

期待しちゃったので、想像と違うなあ、という部分が多かった。原作を読んでいないのでどっちが悪いじゃなくて、ファーストコンタクトの中では健闘してるけど、たった一人だけが正解を選べたのかという考察とか解釈とか、説得力がなかった。

そう、これ、アニメ放送中の「正解するカド」と共通するテーマ。
原作読んだら追記しましょう。

追記
原作読了。エイリアンの造形は原作の方が面白い。身体をぐるりと7個の目が均等に配置されて、正面も背面もない設定。
軍隊の動向を盛り込んで映画的にしている部分は仕方ないとして、「3000年後に助けてもらう」という無理矢理なヘプタポッドの訪問動機は蛇足。
文庫で100ページもあった。短編じゃなくて中編でしたね。