ばかうけ よりもハッピーターン派です^^
この感動的な映画を観終えて、これは中国系アメリカ人の原作本を元に、排他的中華思想の軍事国家中国に向けて放った、とてつもなく壮大なカルチャー改革メッセージSFなのではないだろうかと感じました。
往年の名SF映画のように未来に警鐘を鳴らす社会派映画と言うよりは、インターステラのような「真理を考察する」系で、未来に向けて希望のイマジネーションを与えてくれる気持ちの良い内容でした。こういう傾向は最近のSF映画の流行りとなっていて、現在のアメリカの国内情勢が安定していることが伺えます。
世界各国の取り扱い方に関しても今のアメリカの世相がそのまま反映されていて、脅威の対象から外れた大国ロシアはもう名前くらいしか出てこないし、ヨーロッパ諸国の扱いも同様。現在の国際脅威である中近東あたりの対応に注目しながらも、一番の的は短気で無謀な中国の出方に絞られていて、その辺りに現在の情勢を実感できます。日本に至っては「北海道」の都道府県名がチラリと耳に聞こえてくる程度で、今や世界的に見ても関心度が下がっているという点に悔しい気持ちも、、、
さて一方、
中国の取り上げ方はというと。
オデッセイ同様にハリウッド映画の製作資本の裏事情を反映させ大トリ的な立ち位置で描きつつ、この国が世界平和の鍵を握っていることを強調し、また逆に凶兆の火種になることを暗示させながら、地球規模の目線で協調することを促していましたね^^;
そんな危険でモヤモヤするお隣の国ですが、何を隠そうこの映画の山場となるパーティーのシーンで将軍とヒロインが言葉を交わすシーンでは感極まってしまいました😭 劇場で^^
主演のエイミー アダムスはニコール キッドマンぽくってイイですね。もっと見ていたいです^^
ネタバレ
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3000年後に人類が遭遇するであろう未来。その遠い未来世界においても人類が滅ぶこと無く繁栄し続けるためには「今が大事なんだ」というメッセージを伝えに時空を超えて舞い降りた巨大な浮遊物体。
それはまるでモノリスのようでもあり、あるいはモノリスを超えた存在だったのかもしれません。
今の中国の動向に愁いと危機、そして平和への願いを込めてSFという形を取りながら「世界を平和に導くのは、兵器による均衡や武力行使による抑制などでは無く、対話によって相手を知ることである」という痛烈な批判と訴えをメッセージ発信し、映画化に際してそれ自体を『あなたの人生の物語』(原作)→『人類の未来への物語』と比喩しているように思いました。
近年稀に見るメッセージ性の強い秀作SF映画。
エイミー アダムス 綺麗でイイですね。また言っちゃた🤗
追記
宇宙人とのファーストコンタクト物SF映画のオマージュを数多く感じとれるこの映画、ちょっとまとめてみました。
ばかうけ
→モノリス
皆さんほぼ全員一致^^
ヒロインと宇宙人の間のガラスと霧
→ インデペンデンス デイより
フォロワーさんの説に納得
日本のUFO出現地に北海道が選ばれた理由
→ジョディのコンタクトより
フォロワーさんの説に納得
クレヨンで描いた絵が出てくる。
粘土が出てくる。
特定の人だけに宇宙人からメッセージが伝えられる。
→未知との遭遇より
(私の家族の意見)^^
宇宙人がタコ宇宙人体型🐙
→コレ、初出展はなんだろう？
今回はイカ体型🦑
宇宙人の放つ音が重低音
→地球の静止する日より
(キアヌじゃない方の)
まだまだあると思います。
思い当たったら追加します🤗
