ずけし67

メッセージのずけし67のレビュー・感想・評価

メッセージ(2016年製作の映画)
4.2
今年に入って2回目となる久しぶりの劇場鑑賞。
今回は最近オープンしたばかりの出来立てほやほやのシネコンに行って参りました。

いやー、やっぱ映画館はイイですね!!

オープンしたばかりでキレイなシネコンはイイ!
まだどこかぎこちない動きのスタッフさんもイイ!
そして劇場と言えばやっぱり ” ノーモア映画泥棒 ” !!
” ノーモア映画泥棒 ” 見ると、映画館に来てるんだあ!ってテンション上がりませんか?(それって僕だけ?)
しかも久しぶりに見たらバージョンが変わっていて、カメラ男くんの動き、ダンスがキレっキレではありませんか!!
ウヒョヒョのヒョ!!

そんなことでテンションMAX状態で見始めた本作ですが、この映画、とても静かで穏やかなトーンの映画でありました。


世界の12ヵ所に突如出現した未知なる物体。
彼らがやってきた目的とは?
彼らは人類に何を伝えようとしているのか?
言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は物理学者のイアン(ジェレミー・レナー)らと、その謎を探っていくのだが...


カテゴリー的にはSFなんでしょうが、ちょっとミステリーでもあり、何よりヒューマンドラマでありました。

宇宙人と人類とのファーストコンタクトものなので、SFとしての描写などに期待が膨らむわけですが、特に最初に物体の中に入っていくシーンの緊迫感や神秘的な表現、そして彼ら(宇宙人)が用いるツールの造形が印象的でした。

ヒューマンドラマ的な要素、明らかになっていく秘密の見せ方などが、SFというジャンルをうまく駆使した構成、演出になっていて、僕的にはとても楽しめた作品でした。

そして「今この瞬間を大事に生きよう!」
この映画から、そんな ” メッセージ ” を送られた気がしました。


...とは言えですよ!
僕の理解力、想像力では、どーにも理解しきれない部分、消化不良的な謎が多すぎて、観終わった後のモヤモヤが取れないんですよね。

あれがそうならこれはなぜ?
ならこういう理解で良いのかな?
でもそうなるとこうなるのでは?
ってか、そこは深く考えちゃダメなとこ?

とまあ、細かい部分の解釈がいろいろ難しかったりするのですが...

でもまあ観終わった後にもアレコレ想像を膨らませて、そういった意味で楽しめる作品といって良いのかもしれません。

なので、レンタル始まったら、間違いなくまた観ると思います。



ところで、大好きな「ブレードランナー」の続編「ブレードランナー2049」がこの秋公開される!!

でも監督はリドリー・スコットではなく、ドゥニ・ヴィルヌーヴ(←きゃりーぱみゅぱみゅとタメはるくらい言いづらいんですけど(汗 )って人らしい。

で、ドゥニ・ヴィルヌーヴってダレよ?(無知でゴメンナサイ)
って思っていたら本作「メッセージ」の監督ということで、予習を兼ねて観てきたわけですが...

「ブレードランナー2049」期待しちゃって良いんじゃないでしょうか!!!

そんでもって予告編もニューバージョンが出てまして、これがまためちゃカッコイイ!!
YouTubeでも見れるので、気になる方は是非に!!
ずけし67

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