得体の知れない存在との対話、どうやって意思疏通をするかというのを試行錯誤する序盤はハラハラ。中々問題が進行しなくてもどかしい序盤ですが、だからこそこれからどうなるのか、エイリアンの言語についてわくわくします。
最初から最後まで、定期的に頭を駆け巡る娘との思い出。あれが、あんな形で回収されるとは思いもしなかった。伏線・・・というより、時系列が混濁していて、騙されたというよりは惑わされました。所々「間」を置くことで、考察しながら独特の空気があります。新しいSFだなぁ。見終わったあとの満足感がすごかったです。
