あ～、なるほど!なるほど!!感強い。
久しぶりに「オチ」のある映画を観たという気分も強い。
文字で読むからこそわかる話を脚本にする力も凄いが、その文字から映像に起こす監督も凄い。まあ、UFOと異星人には思い入れがないようでしたけど。
すべての作品を観たわけではないがドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の特徴的なものがなんとんく分かったような。
先入観で推し進めて、最後スパッと足元払うみたいな。
「ボーダーライン」も公務員(大義名分の正義)が殺し屋だった!
「ブレードランナー」も俺の悲しい出生の物語が嘘だった!みたいな。
小説で言ったらトリックが鮮やかなミステリー小説みたいな。
もう一つ思うのが
皆に嫌われないM・ナイト・シャマランみたいな。
物語を語る技がスマートでおしゃれに見えるから嫌われないんでしょうね。
作品にあった撮影監督の選びやヨハン・ヨハンソンみたいな素晴らしい音楽
(もう聞けないのが残念)の選択のセンスの良さが。
