物体がシンプルでなんかお洒落、中にいた生命体もこれまでに見てきたSF映画の宇宙人ともちがって、新しくていい感じ。ヘプタポットかわいい。
文字もお洒落にみえてしまうという。。監督のセンスの良さが光ります。
ヒロインのルイーズは言語学者。知的ヒロインを演じるのはエイミー・アダムスなんだけど、台詞が少ないのに、とっても感情が伝わってくる、素晴らしい顔芸。
台詞が少ないのですが、緊急非難のサイレンとか、車がぶつかる音とか、ヘリコプターの大きな音とか、音響効果が効いていて、ドキドキ感はバッチリです。
娘のハンナ、hannah。
ルイーズは娘のことも、離婚してしまう夫のことも全てを悟ったとしても、未来に立ち向かっていく強い女性です。
時間の考え方が、なるほど、そうか。となって。。感動の波がおこってきます。
ただ、ルイーズが中国の将軍に何を言ったのかがわからず、ちょっとモヤッとしてしまいましたが、、、。
まあ、言語、会話力って言うのは、核兵器、武力に勝る強さになるってことで。。
メッセージは、繊細で、余韻が長く続く良作でした。見逃さないでよかった。
