メッセージの作品情報・感想・評価

メッセージ2016年製作の映画)

Arrival

上映日:2017年05月19日

製作国:

上映時間:116分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「メッセージ」に投稿された感想・評価

梅村

梅村の感想・評価

4.1
あまり好きじゃない作風だけど面白かった。
映画館で見られてよかった!
映画を見る時つい「この登場人物が自分だったら..」と考えてしまうんだけど、今回「そのウエポンはいらない..」と思ってしまったので残念だった。

凡人は理解できる範疇を超えたときに、経験を駆使したりしながらなんとかしようとしていて、それが今回の場合は暴力で残念だったけど、そうしてしまう気持ちは分かる気がする。
その点、ルイーズたちの理解を重ねようとする姿勢、頭の良さと考え方、素晴らしいなと思った。ほんとにインテリはありがたい。
ルイーズの表情がずっと陰鬱なのが気になっていたんだけど、最後「なるほど..」ってなった。やはり、インテリって陰鬱だよな..いろいろ理解しすぎ..
憧れる気持ちと、ほんの少し気の毒な気持ち..

いつかではない、今を生きる っていう有名な台詞を思い出した。
kirichi

kirichiの感想・評価

3.4
SF・エイリアン ジャンルは全く観ないけど、意外と案外まあすこし観れた
mitchell

mitchellの感想・評価

3.6
「ライフ」を観た後では正反対の知的生命体の作品。
言葉、言語ってこんな捉え方も出来るんだなー。

日本語だけでさえ凄く難しいのに(笑)
nova

novaの感想・評価

4.0
原作はテッド・チャンの小説「あなたの人生の物語」。タイトルからするとSFな感じがしないけど、映画も宇宙船やらエイリアンやら出てきてSFアクションものかと思いきや、むしろとても内面的な一人の女性の愛の物語。
誰も見たことのない宇宙人の姿をどう現すか、言語を使って彼らとどう意思疎通するかは難しいところ。イカだかタコだかわかんない墨絵のような文字?芸術的であるとさえ思ったよ。
主人公の女性は娘を亡くした傷心の母親と思っていたら、だんだん違うことに気付かされ、その衝撃が波のように押し寄せ不思議と涙が。
自分の未来をもし見ることができたら、それが望まない未来だとしても、その能力を持つ人はそれを変えたくても変えることができない。それが運命だと思う。
こういう戦わないSF大好き!
ホラー映画じゃないけど、じわじわと恐ろしい。
終わり方も不気味に感じた。
映像は美しいし世界観も素敵。
ただ、そこまで絶賛されるほどテーマも結末も深くないし、割とあっさりしてる気がする。
オチを理解できない人が多いらしいけど、なんでかな?
知り合いから勧められて鑑賞。
派手な画面展開はないけれど、お芝居と音楽、カメラワークから伝わってくる緊迫感とミステリーがとても面白かった。
好き嫌いは分かれそうだと思いますが、個人的には心に残るとても面白い作品でした。

「言葉」の奥深さと相互理解の重要性、未来から見て現在を生きるという力強さ、過去現在未来という時間を軸ではなく円環として捉えるなど、たくさんの神秘的なメッセージが詰まった映画だと思います。

こんな未知の生命とも、知性と理性、冷静と理解する努力、そして親愛を持って接すれば知らない言葉を介して理解し合うことが出来る。
同じ言語を持つ人々ならば、心に寄り添うことによってもっと簡単に理解し合えるのではないかというメッセージかなとも思いました。
"ばかうけ"のイメージだったけど、観始めたら、音響やら宇宙人の形とか

映画が上手い!?

表現の仕方がわからない
ラウぺ

ラウぺの感想・評価

4.3
世界中に突如現れた柿の種か笹かまぼこ状の宇宙船(監督によると「ばかうけ」が元ネタとのこと)とのファーストコンタクトを描くこの作品、中のイカ型異星人とのコミュニケーションを任された女性言語学者がイカにその方法を見出すか?という、一見王道を行くSF大作のように見えますが、この映画にはある仕掛けがあって、それが明らかになると、この作品の本当の主題が明らかになる、というもの。

世界中の12か所に現れた宇宙船に各国が対処するうち、それぞれの思惑や立場の違いから協力体制が崩壊し、中には敵対的対応に傾くところも現れる・・・という話はどうしてもファーストコンタクトもの的に使い古されたネタであり、その先の展開に不安を覚えつつ、イカ星人とのコミュニケーション方法については知的好奇心にたいする刺激とその動向から目を離せない展開となりますが、旧来からのSF大作的な、人類の右往左往の様子を期待する向きにはちょっと肩透かしを食らうかもしれません。
しかし、先にも述べたように、この映画はそういうところに主題があるわけではありません。
仕掛けが分かって劇中でたびたび現れる、あるイメージについての意味が明らかになると、事件の推移という表層的展開などどうでもよくなってしまうのです。
そこを好意的に見ることのできる人には非常に心に残る映画といえると思います。

映画の冒頭、マックス・リヒターの「On the Nature of Daylight」という曲が流れますが、この曲はマーティン・スコセッシの「シャッター・アイランド」でも使われたかなり印象的な音楽で、その突出した印象から初めは違和感を覚えるものの、これの重みも最後まで見終わってみると納得できるようになっています。

メインの楽曲は「ボーダーライン」でも担当しているヨハン・ヨハンソンが作曲していますが、マックス・リヒターのこの曲が印象的に使われたおかげでアカデミー賞の作曲賞のノミネートから外されたとのこと。
ヨハン・ヨハンソンの曲自体は弦楽と声によるミニマル・ミュージック的なこれまた印象的な音楽でしたが、映画全体を通してみると確かに「On the Nature of Daylight」のインパクトは絶大で、この取り下げは致し方ないと思われました。
>|