やわらか

JACOのやわらかのネタバレレビュー・内容・結末

JACO(2015年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

“最高”のベーシスト、ジャコ・パストリアスの生涯を、家族や生前共に活動したミュージシャンたち、また直接関わりはなくても彼をリスペクトする多くのミュージシャンたちのインタビューも交えて振り返る映画です。メタリカのベーシスト、ロバート・トゥルージロがプロデュースしています。
 
全体として、彼の活動と音楽をうまくまとめていると思います。ウェザーリポートのメンバーやジョニ・ミッチェルはじめ、彼に関わった殆どのミュージシャンが網羅されているし。各音源も映画用にうまく調整されていて聴き応え十分でした。(できれば個人的に好きな"Chromatic Fantasy"とか"Blackbird"とか"Mr. Gone"の曲も聴きたかったけれど)
 
今回の映画を見た限り、82,3年頃から完全に病気(双極性障害)だったようですね。亡くなった直接的な原因は酒場でガードマンに殴られたことですが、病気じゃなかったらそんなことにならなかったろうし本当に残念です。今ならレコードの印税も入って、普通に治療しながら静かに暮せたかもしれないし、周りのミュージシャンの金回りも良くなって、いろいろサポートできたかもしれないし。。。
 
さらに言えば(取り戻せない時間を振り返ってもしょうがないのですが)、“Word of Mouth”発表当初あまり売れなくてワーナーに契約切られたり、ジョー・ザヴィヌルに"Liberty City"を貶されて落ち込むシーンでは居た堪れない気持ちになりましたね。
 
そんなこんな、家に帰って“Word of mouth”を聴きました。