並行モンタージュによって対立する現実が、映像上では分かち難くみえるけどその奥にある本質的な対立がむしろ強調される。上から下に落ちる資本家と奥から手前に来る農家。
絵によって表される奥行き。視線と思考…
〈グリフィスの3つの世界〉 (ヴァイオリン演奏:安田つぐみ)
■1908年の夏に〈バイオグラフ社〉の監督となったグリフィスは、翌1909年にかけて膨大な数の作品を監督。
半年、1年、そして1年と数か…
グリフィスの作品。
農民と小麦を買い占める貴族の構図がわかりやすく、今にも通じる問題提起に驚きます。
また『ドリーの冒険』もそうですが、キャラが立っていてストーリー構成もこれまでの作品に比べ頭一つ…
15分で分かる資本主義構造。
小麦粉死はドライヤーの「吸血鬼」で引用されてたなあ。
こんな初期からもう対比のカットバックやったり冒頭とラストの小麦を撒くフィックスの反復でショットに二重の意味を含ませ…
淡々とした中にも強烈な社会風刺があり、下流と上流に住む人間の圧倒的な違いをまざまざと見せ付けられる
特出すべきは上流階級の人間と値上げを続けるパン屋を交互に見せていくシーン。
唐突に静止画になったあ…
ストローブ=ユイレ『四部の提案』の第一部として。グリフィスの問題意識すごく真っ直ぐでかわいげがあるけど内容的には今のネオリベとやってることそんな変わらなくてすごい。あと値上げのお知らせの置き方が詐欺…
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