やはりマーベルスタジオは上手いですね。「アベンジャーズ インフィニティウォー」がラストにあんな事になったのでその次には今作の様な小さな物語を持ってくるあたりのバランス感覚が素晴らしいです。
なんと言っても今作はタイトルにもなっているワスプの活躍が見所です。
元々女性キャラの描き方などが弱いと言われていたMCUですが今作のゴースト含めて近作で改善しようとしているところが流石。
キャプテンマーベルは確定としてグエンプールやギャラクタちゃんの映画化もお願いしたいです。
今作のタイトル「アントマン&ワスプ」も先代の2人の物語と考えると非常に泣けるシーンがありました。
ミシェル・ファイファー昔大好きでしたね。
深読みするとアントマンシリーズがハンク・ピムとジャネットのオリジナルコンビでなく2代目のスコット・ラングを主人公にしたのはそろそろ現実的になってきたキャップやアイアンマン、ソーの役者変更、代替りに向けた物かと勘ぐってしまいます。
今作は非常に個人的で小さな物語で冷静に話し合えば戦う必要が無かった気もするストーリーでした。
しかし巨大化、縮小、通り抜けの能力を縦横無尽に使ったカーチェイスは素晴らしかったです。
そして友人にしたい男No.1我らがマイケル・ペーニャも大活躍です。
今作は少なくとも「アントマン」「キャプテンアメリカ シビル・ウォー」「アベンジャーズ インフィニティウォー」を観ておいた方が良いと思います。
おきまりのエンドロール後の映像もお見逃しなく。アベンジャーズの続編がさらに待ち遠しくなります。