mrかっちゃん

アントマン&ワスプのmrかっちゃんのレビュー・感想・評価

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)
4.3
「インフィニティウォー」のあの衝撃から5ヶ月ちょいの間MCUファンは今作に期待していた人も多かったのではないのでしょうか?
僕もその1人です。
人間のサイズからアリのサイズまで変化自在に身長を変えてトリッキーに戦うアントマン=スコットラング。
彼の望みはただ一つ娘との平穏な日々を過ごしたい。
親近感があり等身大な1人の男として描かれているのがとても好きです。

「シビルウォー」での一件を受け自宅軟禁中のスコットはあと3日で終わると言う時に迷い込むとあるミッション。
彼は娘との平穏な日々を守りつつFBIにバレずにミッションを完遂出来るのか?!

前作のコメディアクションの方向性をそのままに更に正統進化させたとてもいい続編になっていました。
コメディパートのギャグセンスは冴え渡り劇場内ではいくつも笑いが起きていました。
学校潜入シーンやアクションシーンの合間にテンポよく笑えるところがあるので、
何処か微笑ましくそしてスコットのスーツの能力をコミカルに表現していたと思います。

何より特徴的な身体の大きさを変えながら戦うアクションシーンは前作よりダイナミックに迫力あるようになっています。
そして初登場のワスプがフューチャーされています。
ワスプはスコットの特訓役でもあったホープがスーツをきた姿。
小さくなるだけじゃなく、腕にはブラスター羽根まであり空も飛べるという優遇振りでスコットが嘆くところも可笑しかった。

すごくテンポが良く個人的には前作より磨き上げられていると思いました。
だか、他のMCU作品と比べれば、スタイリッシュさも話のスケールの大きさは歴然で「インフィニティウォー」で残された謎のヒントがあると期待したファンも居ると思います。
そう言う人らには少し残念な作品かも知れません。
でも「アントマン」にはその小ささがあっている。
それこそがこのシリーズの味なんだと言うことを2作目でしっかりと体現している。

エンドクレジットには大団円を迎えるであろう「アベンジャーズ4」に繋がるあのシーンがありますのでどうぞお楽しみに!
妄想が膨らみます!