アントマン＆ワスプのカザミのネタバレレビュー・内容・結末

面白かったー！！！
一作目大好きでどうなるかなあと思ったけれどあのテイストはそのままにギャグ方面に寄せた感じで最初から最後までハラハラしながらも大変楽しく見られた。
シビルウォーを観ていることが大前提なので、そこを観てないといきなり何でこうなった？ってなると思う。
アントマンの娘があまりにかわいい。そして娘大好きなパパすごくいい。娘の存在に物凄く支えられているんだなとすごく思う。
それと、娘が居るからだと思うけれど、スコットはMCUの人達の中でわりと情緒的に安定した人だと思うのでものすごく安心して見られる。離れて暮らしていても前科があってもちゃんと「パパ」なんだなってわかる。
あの前奥さんとその再婚相手との不思議で優しい家族関係もすごくいい。仲良しになっていて本当によかったなあって思った。

アクションもすごく楽しい。小さくなったり大きくなったりするだけで緩急がついてあんな派手なアクションになるんだなあと関心してしまう。

敵役が憎みきれないお嬢さんとチンケな
小物なんだけれどもアントマンの敵役はあのくらい小物臭するやつがいいなと思う。
敵役に回ってた教授がいい人でほんとよかった。最後見捨てないって言ってくれたのほんとほっとした。
アントマンは規模が小さな範囲のヒーローだなとおもう。
アイアンマンとかキャップとかみたいな世界とか国とかそういう物凄く大きなものを守らなくてもちゃんとヒーローなのだと思うとなんかちょっといい。

「アントマン＆ワスプ」の映画としては最高にハッピーエンドで、大団円も大団円だったけれど、エンドロール後のやつがすべからくホラーみたいになっててヒィッてなった。
めでたしめでたし！！！鬱！！！！！！！！みたいな温度差。
IWの絶望感を思い出して映画館出るときにはちょっと凹んだ。笑
これからどうなるの……アントマンどうなっちゃうの……というハラハラも楽しめる一作。