チーズマン

アントマン&ワスプのチーズマンのレビュー・感想・評価

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)
3.6
ほぼクロスオーバーのないミニマムな作品。
『アベンジャーズ/ I W』の超こってりハイカロリーの後に一旦舌をリセットするのにうってつけの清涼感のあるパーソナルなバディ物。

予告で観た時の安心感を裏切らない面白さ、まあ言い換えれば予告以上の前作以上の真新しさはあまり感じないんだけど個人的にはそのぐらいでちょうど良い。
こないだのアベンジャーズがハードだったからねえ。

やっぱポール・ラッドは役柄にとても良い収まり方で安心するし、アントマンとしての活躍よりもむしろ冒頭での娘の為の家全体を使った手作りアトラクションの涙ぐましい努力にしんみりと頷きたくなる。笑
そういった様々なパーソナルな動機の涙ぐましい努力というので話が回っていく。


ていうかMCU作品のタイトルに女性キャラの名前が出るって今まで無かった気がするんだけど、こんなミニマムな作品でちゃっかりエポックメイキングな事をやってるのも面白いなあ。

最後、エンドクレジット半ばでのシーンは「どうすんのこれ!?」ってびっくりするんだけど、インフィニティーウォーで敢えて登場しなかったこの作品の登場人物たち、来たる『アベンジャーズ4』にとっては重要な立ち位置になってくるみたいだね。
アントマン単体としての続編はどうか、まあ期待したい『?』
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