円柱野郎

アントマン&ワスプの円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

「アントマン」の続編にしてMCU第20作品目のヒーロー映画。
「シビル・ウォー」後に拘束され自宅で軟禁状態となったアントマンことスコット・ラング。
そんなる日、かつて量子世界で行方不明となったピム博士の妻・ジャネットの夢を見るが…。

MCU本編は前作が「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」なのでサノスによって宇宙が大変なことになっている状態なのだけど、こちらの方はいたって平常運転というか、アントマンたちの身内の問題で右往左往する話。
いい意味で息抜き回ですなw
ただコメディチックなノリは「アントマン」から引き継がれていて色々クスッとする場面もあるのだけど、大きさを使ったジョークやアクションの類は前作の方が好みかな。

前作でも気になったものの勢いでごまかされていた感がある“小さくなった時の質量”が、やはり場面によって設定が統一されていないのが個人的には気になって気になって仕方なかった(苦笑)
そういう見方をしちゃダメなのはわかってるんだけどね。
でも“小さくなったら軽くなる”のか“小さくなっても重さは変わらない”のか統一しないのって、完全にご都合主義じゃないかよー。
まあそれも含めてピム粒子のなせるワザという事で無理やり納得するしかないけれど。

とはいえアントマンとワスプのジョイントは良い感じだし、登場人物たちの掛け合いも面白い場面はある。
マイケル・ペーニャの“自白”のくだりは笑いましたw
ピム博士役がマイケル・ダグラスなので、その妻ジャネットは誰になるかと思ったらミシェル・ファイファーとはね。
そりゃあバランスの取れる豪華な配役ですわ。

そしてあのエンディングのワンカット、続きが気になりますよ。
円柱野郎

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