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アントマン&ワスプのkazataのレビュー・感想・評価

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)
3.0
IMAX3Dで観ました。

大好きな『チアーズ!』監督のおかげもあって、大好きなヒーローとなったアントマン!待望の第2弾!!

うーん、それなりに面白いんだけども……"期待していたのはこれじゃない感"を終始感じてしまい不完全燃焼でした。
(小ネタはいいんだけど大筋に乗りきれず……残念)
(自分が「シビルウォー」や「アベンジャーズ」シリーズを見逃してるせい!?……ってかそこまでMCUにつきあってらんないって)
(……アントマンと言いながらワスプの映画!?)

個人的な見解だけど、アントマンの面白さってやっぱり"極小化"にあると思ってまして。(前作では)──世界の行く末を左右するような大きなバトルが子供部屋の機関車トーマスの線路上で誰にも気づかれないまま行われている──そのギャップこそが面白かったはず!なぜか蟻サイズで戦っているからこそ、いきなり出てきたガキんちょなんかにペチンとやられちゃったりして笑えるんです!
ミクロ世界を"寄り"で見た面白さと、それをリアル世界から"引き"で見たときの面白さ、それこそが魅力じゃないの!!
(蟻のアントニーとの別れのシーンとか涙モノでした……)

結局は敵キャラのせいなのかな。
(本作では)現実サイズでのバトルが基本となったこと、ましてや"巨大化"までして現実世界を巻き込んでしまったことで(そのくせ本筋はワスプ側の家族話だったり)、無駄に肥大化し過ぎたスケール(&予算も?)のせいで、魅力も面白さも小さくなってしまったと思うわけで……って小さくなるのはアントマン&ワスプだけでよかったんだってば!!

(ミニカーになったときの速度問題や、量子レベル世界での時間問題について"?"だったけど……まぁいいか)

で、例の唐突で不穏なラストについて……全くシラケるよ!唐突過ぎるんですけど!!どうやら「アベンジャーズ」シリーズとの繋がりのせいらしいじゃん!?(見てないからわからん!)だからこのノリがアントマンに相応しく無いんだってば!!!!
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