自宅軟禁状態が続くアントマンことスコットは、量子世界に行ったままのピム博士の妻ジャネットを救い出すため、物体をすり抜ける謎の女ゴーストから研究所を守るため、再び戦う…
前作同様なコミカルかつほんわかしたムードの作品でとても観やすかったです。ルイス役のマイケル・ペーニャのマシンガントークなどなど笑いっぱなしの2時間。最近のMCUのシリアス感との落差激しいすぎですが（笑）、気負わずに観れるので疲れませんね。
アントマンとワスプのW主演なだけに、コミカルな面はアントマン、アクション的にはワスプが見せ場を持っていった印象です。小さくなりつつしなやかな動きで敵を倒す格闘シーンは良かったです。カーアクションもこれまた斬新で見応えばっちり。ジャイアントマンも大活躍（？）
話の筋が初代ワスプの救出とゴーストの存在でややブレ気味なのが残念ですが、お話の範囲が実にミニマムなのでまあ良いかな。ヒロインのエヴァンジェン・リリーは今作みたいに髪が長い方がお似合いですね。ゴースト役のハナー・ジョン・カメンもキレイでした。
エンドロール中のシーンが出るまではインフィニティ・ウォーの悲劇を忘れることができる、愉快なアクションコメディでした。キャプテン・マーベルから先、どうなることやら…
最後にパンフレットですが、豊富なインタビューやコラム、装備解説や人物相関図など、情報がギッシリ詰まった素晴らしいパンフレットです。ポストカードまで付いてるのでこれはおすすめです。
