『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』には参戦しなかったアントマン。劇中では司法取引をしたとナターシャとスティーブが語ってましたが…実際、司法取引で自宅謹慎だったというわけ。とはいえこれじゃ話が進まず。前作アントマンで語られたハンクの妻、ホープの母親のジャネットを助けようってんで、それでスコットが無理やり引っ張り出されちゃうのね。なるほど、スコットが前作で量子論世界に沈みそうになったのを何とか生還したことがきっかけと。うまいこと話は繋がってますな。
前作同様にコメディタッチの軽いトーンながら、常にドキドキハラハラさせる展開はさすが。アントマンだけでなくジャイアントマンも見せ場ありで楽しい。ハンクの研究施設がスーツケースサイズになってキャリーで持ち運びできちゃうとことか、キティーちゃのPETZが巨大化して武器代わりになっちゃうなどなどね。個人的にはルイスがホントにいい味出してると思う。いいよね、この人。楽しい。あとね、スコットの愛娘、キャシーがめちゃめちゃ愛らしい。
で、無事に救出されたジャネット、いやー美しいね、ミシェル・ファイファー。キャットウーマンから四半世紀経ってますが…変わらないねェ。
さて、めでたしめでたしで終わるかと思いきや、ミッドクレジットシーンでまさかの『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』につながるという展開ですよ。まぁ、これまたスコット最大のピンチ。こりゃ、次のアベンジャーズがますます楽しみになりました。