『死』について最も明るく、温かく描いたピクサーの傑作
再鑑賞
これ泣かないで見れたことない。
死者が生者に忘れられた時、訪れる『二度目の死』の寂しさ。
これをアニメーション映画から学ぶとは思ってもいなかったし、
死という寂しいテーマを乗り越える『家族の絆』をこんなにも温かく感じた作品は初めてだった
みんな多くを語らないから泣ける。
以下ミゲルがママ・ココに父親の事を思い出させようとしたシーン
おばあちゃん『ひいおばあちゃんに何をしてるの❗️💢』
お父さん『全くどうかしてるぞ❗️』
という台詞の直後に静かに涙を零すミゲルを察したお父さん『どんだけ心配したか…』
お母さん『もう心配ないわね。みんな揃ったから』
ミゲル『みんなじゃないよ…。』
もうこの言わない事の優しさ。
泣かずにはいられない。
また、作中はメキシコの文化や有名人(エル・サントにフリーダ・カーロなど)が世界観を作り、目を奪われる美しさの死の国が作品を盛り上げる
あまり取り上げられることの少ないメキシコ文化を知るにも貴重な作品だった!