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リメンバー・ミーの地球へのレビュー・感想・評価

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)
4.1
死者の国で家族の絆を再認識するアニメーション映画

舞台はメキシコ、主人公はミュージシャンを目指す12歳の少年。
家では過去の因縁から「音楽禁止」となっているが、少年は音楽を諦めきれずに家族と不仲になる。そして、少年は「死者の日」に家族と対立したまま「死者の国」に迷い込む。

少年は死者の国(黄泉の国)から元の世界に戻るために既に死んでいる祖先も巻き込んで悪戦苦闘するが、その過程で「家族の絆」を再認識する。
果たして少年は元の世界(生者の国)に戻れるのでしょうか・・・

そしてもう一人の主人公が登場します、死者の国に住む故人で生者の国に帰りたい(死者の日に)と悪戦苦闘する怪しい人物です。

少年とこの怪しい登場人物(男性)が一緒に悪戦苦闘、「生者の国に戻りたい」との共通の願望の元に行動を共にします。
この男性も無事に戻れる(死者の日に)のでしょうか・・・

1年に1度だけ亡くなってしまった人が戻ってくる「死者の日」、日本の「お盆」に似ていますがその行事は全く異なります。やはりラテンアメリカの陽気な雰囲気が特徴です。
しかしその精神、祖先を敬い故人を偲ぶ精神は相通じるものがあると思います。
その意味でも違和感なく映画を楽しめました。

ストーリーは子供も楽しめるようにシンプルです。
素直に楽しむ映画、そして家族の絆(祖先も含めて)を考え直す映画でした。しかし、少し涙腺が緩む危険性はありますが・・・
また楽曲が楽しめるのも高ポイントです。

邦題の「リメンバー・ミー」は劇中歌ですが、「私を忘れないで」という意味です。これは本作のキーワードなります、どうぞご注意下さい。


試写会にて日本語バージョン(吹き替え)で鑑賞しました。